副業株式投資、短期投資なら新興市場が狙い目の理由

１．新興市場は流動性が問題

副業で短期投資を行う場合は、その株の流動性に注意しましょう。
流動性が低いと、株価の急上昇があっても、売買が成立せず、利益を確定することができません。
東証１部上場企業などでは、出来高も多く心配ありませんが、マザーズなどの新興企業の市場で投資する場合は、特に注意が必要です。
株価が急落しても、売れなければ、どこまでも損失が広がってしまいます。

普段から取引が活発な大企業では、流動性の問題は、まずありません。
しかし、大企業の場合は、市場から注目されていて、株価が急上昇するチャンスはあまりありません。

２．新興市場は、機関投資家は手が出せない。

その点、マザーズやJASDAQなどの新興企業の市場では、将来の大きな成長が見込める企業が多くあります。
機関投資家は、新興市場の小さな会社に投資は、まずしません。
理由は、流動性の問題で、大口の機関投資家の大量の資金では、売買の相手がいなくなるのです。
その点を、個人投資家は気にする必要はありせん。

しかし、その企業の悪いニュースが出た時には、一斉に売りが殺到します。
そうなると、小さな企業では、一気に流動性がなくなり、売買が成立しなくなるのです。
流動性の問題は、普段は全く問題にならずに、株価急落の時になって初めて自覚できる問題です。

３．副業投資家なら、新興市場でも勝負できる。

東証１部上場企業を投資対象にする場合は、個人投資家であっても、機関投資家と対等に勝負することになります。
規模の小さい新興市場では、資金力が大きな機関投資家にとって、手が出せない市場なのです。
個人投資家にとって、ライバルが少ない市場が、新興市場です。

新興市場では、創業間もない会社が多くあり、信用リスクは、東証１部上場企業に比べて大きくなります。
長期投資を行うには、信用リスクが高すぎますが、個人投資家の短期投資なら、新興市場は魅力的です。
副業で、ライバルの少ない新興市場を狙うのも、投資スタイルのひとつです。

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