副業株式投資、新聞から情報収集する。

１．副業株式投資、新聞から情報収集する。

株式投資の情報収集は、ニュースをチェックすることです。
ヒット商品、新製品のニュースは、市の企業の株価を上昇させます。
あるニュースが、市場関係の多くの人に見られると、それだけ株価を動かす原因になります。
多くの人が見ているニュースを、いち早くチェックすること、これが株式投資のヒントを掴むポイントです。

多くの人が見ているニュースといえば、やっぱり新聞です。
インターネットの情報などは、速報性はあります。
しかし、自分一人しか知らない情報では、マーケットに影響はなく、株価は動かないのです。
新聞は他のメディアより、より多くの人が見ているという点で、マーケットへの影響が大きく、優れています。
副業で株式投資を始めるには、新聞でのニュースチェックが欠かせません。

２．株式投資といえば、日本経済新聞

株式投資についての新聞といえば、やはり日本経済新聞です。
日本経済新聞は、マーケット関係者も必ず読んでいるので、他の新聞に比べて市場への影響力があります。
副業で株式投資を始めたばかりの頃の情報収集は、一般の新聞でもいいですが、いずれは日本経済新聞がいいでしょう。

日本経済新聞の朝刊は４０ページ程度あります。
その全部を読むのは時間的に難しいと思いますし、株式投資の情報収集が目的なら、すべてを読み込む必要はありません。
新聞の読み方としては、まず全部の見出しに目を通します。
そして、自分が投資対象にしている業界など、興味がある記事を読んでいきます。
記事は、深く全てを読み込むのではなく、広く情報収集が目的なので、読み飛ばすくらいで大丈夫です。

新聞には、総合面、経済面、政治面、国際面、社会面などがあります。
副業での株式投資の情報収集は、経済面が中心になりますが、総合面や国際面も重要です。
経済だけでなく、今日本中で注目されているニュースが何かを、総合面で把握するのも投資家の視点として大切なのです。
株式市場は、特定の専門家だけで、成り立っているわけではありません。
いろんな人がマーケットに参加しているので、一般的な感覚が必要です。

それと、国際面も市場に大きな影響を与えるニュースが、書かれていることがあります。
日本の株式市場の半数は、海外からの投資家です。
海外で大きな紛争が発生したり、政治的混乱や、経済的な混乱が発生する、そうするとグローバルな資金の流れが大きく変わってくるのです。

ある国の政治が混乱しそうなら、その国に投資している資金を、多くの投資家が引き上げ始めます。
そうすると、その国に投資している企業の株価は下落し、損失が出た投資家はその損失を補うため、利益が出ているポジションの決済を始めます。
一つの国の政治的混乱が、連鎖的に世界中の株価の下落、そして日本市場の株価下落につながっていくのです。

新聞の記事は、日本企業の新商品や業績の話題もあれば、国際的な政治や紛争についての話題もあります。
見出しを素早く眺めながら、紙面からいろんな情報を短時間で収集していくのが、副業投資の上達になります。

３．日本経済新聞のマーケット欄

日本経済新聞でも一般の新聞でも、マーケット欄には、株価情報などの数値が、びっしり書かれています。
株価、出来高、各種株価指数、先物価格、信用売り残買い残、建玉情報など、いろんな数値があります。
この数値を細かく読んでいく必要はありません。
自分が保有している株の価格をチェックする程度で十分です。
いろんな数値の情報は、インターネットを使った方が、並び替え機能などが充実しているので効率的です。

新聞に目を通すときには、新聞広告にも目を向けてみましょう。
広告宣伝費は、景気を敏感に示します。
現在の景気がどう言った状況なのか、勢いのある業種がどう言った業種なのか、実際に新聞社に広告宣伝費を支払っている企業が広告を見ればわかります。
広告の内容は、景気の状態を写す鏡、広告をちらっと見るだけで十分です。

４．小さな記事が、将来化ける。

まだ誰も知らない情報を先取りして、先行投資して大きな利益を出す、こんな情報は新聞にあるのでしょうか。
新聞に書いている記事は、人を出し抜いた情報ではなく、広くみんなが知っている情報になります。
ここだけの話は、新聞記事になった時点で、ここだけの話では、なくなっています。

ただ、小さな記事で、注目度の低い記事が新聞にもあります。
みんなが気に留めないような内容が、後から株価に影響を与えることもあります。
副業では、自分が投資する企業の業種を絞れば、関連する情報も少なくて済みます。
小さな記事でも、自分の投資先の記事なら、ざっと目を通して、今後株価に与える影響を考えてみるといいでしょう。
社会面やコラム欄に書かれいる内容なども、見出しだけチェックして、興味があるなら読み進めましょう。

副業では、新聞からの情報収集は、広く、素早く、みんなんと同じ情報を手に入れることが目的です。
特に副業投資を始めたばかりの頃には、小さな記事にこだわりすぎないようにしましょう。

 - 株式投資