FX、スプレッドとPipsピップス

      2016/04/18

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1.FXのスプレッド

FXのスプレッドは、FXトレードの実質的な手数料のことです。

FX会社の取引手数料は、ほとんどの会社で無料です。
スプレッドとは"広がり"という意味で、購入する時の価格と、売る時の価格の差のことを指します。
この差額分がFX会社の収入になります。
つまり取引手数料は無料でも、スプレッドが実質の手数料として発生しているのです。

2.AskアスクとBidビッド

通貨を価格をAskアスク、通貨を売る価格をBidビッドと言います。
この差額はスプレッドです。
Askアスクの方がBidビッドより高くなります。

為替レートが全く同じままトレードが終わった場合、スプレッドの分だけ損失になります。
スプレッド以上に為替レートでの利益がないと、1回のトレードでの利益が出ません。

FXのスプレッドは、FX会社によって違います。
スプレッドが大きいFX会社もあれば、スプレッドが小さいFX会社もあります。
スプレッドは副業でFX会社を選ぶ時の大きなポイントです。
スプレッドの負担は、取引金額や取引回数が多いほど大きくなります。

副業では、少しでもスプレッドが小さい会社を選んで、トレードを始めましょう。

具体例、米ドル/円の場合

売る時の価格(Bidビッド)120.00
買う時の価格(Askアスク)120.03
この場合のスプレッドは3銭(0.03円)です。

3.FXのPipsピップス

Pips(ピップス、ピプス)とは、為替の最小単位のことです。
ですが、最近は1Pipsより小さい単位でトレードできます。
米ドル/円の場合、1Pips=1銭(0.01円)になります。
それぞれの通貨によってPipsが決まっています。

4.なぜPipsピップスを使うのか。

FXで為替レートの単位にPipsを使う理由は、それぞれの通貨の固有の単位を一まとめにするためです。
米ドル/円なら、"円"、"銭"。ユーロ/米ドルなら、"ドル"、"セント"。
Pipsという言葉を使うと、すべての通貨の単位をいちいち覚えることなく、トレードが始められます。

Pipsという単位を使うことによって、米ドル/円、ユーロ/ドル、などの違った通貨ペアの取引を比較できるようになります。
米ドル円で10Pipsの利益、ユーロドルで12Pipsの利益と、同じ単位で表現できるので、トレードを比較しやすくなります。

副業でFXを始めたばかりで、いろんな通貨のすべての単位を覚えてなくても、Pipsの単位があるのでスムーズにトレードを開始できます。

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