FX、中長期取引の特徴と、ファンダメンタルズ分析

      2016/04/18

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1.FX、中長期取引の特徴

FXの中長期での取引は、副業でトレード時間がない方に向いています。
副業で為替レートを監視する時間がなくても、自動で注文ができます。

中長期のトレードのメリットは、スワップポイントがもらえることです。
副業でほったらかしでも、毎日利益が手に入ります。
スワップポイントは、ポジション保有期間に応じてもらえます。
金利が高い通貨では、スワップポイントが大きくなるので、副業では高金利通貨の長期保有が有利になります。

中長期取引では、ポジションの保有期間が長いので、その間の為替レート急変のリスクがあります。
副業でほったらかしにする人は特に為替レート急変のリスクに備える必要があります。
ポジションを持ったら、損切りの決済注文を確実に出して、リスクに備えましょう。

スワップポイントが獲得できても、為替差損との通算で損失が出ては意味がありません。
損切りのラインの決め方は欲張って深追いせずに、為替差損を見込んだ価格に設定しましょう。

スワップポイントはFX会社によって異なります。
豪ドルのスワップポイントが高いFX会社、英ポンドのスワップポイントが高いFX会社、いろんな特徴のFX会社があります。

副業FXで中長期のトレードを行う場合は、主にトレードする通貨のスワップポイントが高いFX会社を選びましょう。
中長期の取引では取引回数が少ないため、スプレッドよりスワップポイントでFX会社を選んだほうが有利です。

2.FX、中長期取引とファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、為替レートに影響を与える情報を分析して、今後の価格を予測する手法です。
過去のチャートの価格から、今後の価格を予測するテクニカル分析と並ぶ、FXの価格予測手法です。

副業のFXでは、日常の経済ニュースなどから情報を入手しやすいので、テクニカル分析と比べて、ファンダメンタルズ分析が、副業に向いています。
日常生活で世界のニュースに敏感になることで、副業FXの情報が入手できるのです。

3.ファンダメンタルズ分析に必要な経済情報

ファンダメンタルズ分析は、政治、経済、紛争、天候など、様々な要因で、為替レートの価格を予測します。
短期的なFXトレードにはテクニカル分析、中長期のトレードには、このファンダメンタルズ分析が向いているのです。

ファンダメンタルズ分析の基本は、トレードする通貨を発行する国の、情報を集めることです。通貨を発行する国の政治や経済の状況が、為替に反映されるからです。
世界の国の情報は、テレビや新聞、インターネットで知ることができます。
新聞では日本経済新聞、ニュースではテレビ東京系の経済ニュースが定番です。
NHKのニュースでも、米ドル円の為替レートは報道されます。
ウェブサイトでの情報収集は、Yahoo!などのポータルサイトで入手できます。

一番簡単な方法は、口座を開設しているFX会社のメールサービスに登録することです。
FXに必要な世界の経済ニュースを、定期的に配信してくれます。

忙しい副業FXの方は、FX会社のメールサービスがおすすめです。

ファンダメンタルズ分析に必要な情報の内容は、経済と政治が中心になります。
経済情報では、政策金利、GDP、失業率、経済成長率、物価指数、貿易収支など。
政治情報では、首脳交代、議会選挙、要人発言、財政政策、武力紛争要因など。
その他に、自然災害や、各国を代表する企業の業績や技術開発も、将来的な為替レートに影響を与えます。

このように対象となるニュースは多いですが、副業でも普段の生活で意識すれば入手できる情報なので、FXのファンダメンタルズ分析は、副業FXに向いています。

副業でFXを始めると、世界経済、政治に敏感になり、FX以外でも、その知識が活かせます。

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