FX、トレンドライン、上値抵抗線と下値支持線

１．ローソク足と移動平均線

トレンド分析の基本は、しっかりチャートを読み取ることです。
自分のトレードスタイルにあった時間軸のチャートで、為替レートの傾向をつかめるようになりましょう。
副業では効率のいいスキルアップが必須です。

チャート読み取りでは、まずローソク足と移動平均線が何を示しているかを理解しましょう。
ローソク足は一定時間の値動きを示したものです。

ローソク足と移動平均線を同時に表示させ、その位置関係から為替レートの上昇、下降を予測するのが、トレンド分析の基本です。
移動平均線よりローソク足が上にあれば、現在の為替レートは上昇状態です。
移動平均線よりローソク足が下にあれば、現在の為替レートが下にあれば下降状態です。

２．移動平均線でトレンドをつかむ。

移動平均線には種類があり、一つではありません。
ローソク足の何個分を平均したかによって、種類が別れます。
移動平均線とは、過去一定期間のローソク足の終値の平均値をつないだ線です。

日足チャートでの５日移動平均線とは、ある時点での過去直近５本分（５日分）のローソク足の終値の平均値をつないだ線です。
日足チャートの２５日分を平均したら２５日移動平均線になります。
日足チャートでの移動平均線と、１時間足チャートでの移動平均線では、別物になります。

移動平均線は、チャートの期間と、ローソク足何個分の平均値かによって、種類が別れます。
ひとくちに移動平均線と言っても見ているチャートの期間が違えば、移動平均線も違うのです。

移動平均線の上にローソク足がある、この状態でもチャートの期間や移動平均線の個数を変えれば、状態が変わってしまいます。
副業FXで大切なのは、自分のトレード期間にあったチャートと移動平均線を見つけること。
時間がない副業のFXでは、使うチャートをコロコロ変えるより、使い慣れたチャートで熟練度を上げましょう。

３．下値支持線と上値抵抗線

チャートの安値を結んだ下値支持線、高値を結んだ上値抵抗線。
この２本のトレンドラインを使うと、トレンド分析ができます。
副業FXでも、瞬時に２本のトレンドラインを使った判断ができるようになりましょう。

下値支持線が上向きなら上昇トレンド、上値抵抗線が下向きなら下降トレンドです。
為替レートの変動には連続性があります。
チャート全体を使ってトレンドの特徴を把握しましょう。

４．トレンドラインと、トレンド分析

下値支持線は、為替レートの価格が下回らない線です。
下値支持線の価格は、為替レートが変動している時に、それ以上に価格が下がらず支持される線です。

上値抵抗線は、為替レートの価格が上回らない線です。
上値抵抗線の価格は、為替レートが変動している時に、それ以上に価格が上がらず抑え込まれる線です。

為替チャートに下値支持線と上値抵抗線の２本のトレンドラインを書き込むと、トレンドが見やすくなります。
為替レートは、緩やかな動きや細かな動きで、変動を繰り返しているので、トレンドラインを何本も書けます。
その中でも最も緩やかな線をトレンドラインと判断します。
トレンドラインの判断は実戦経験を重ねて磨いていきましょう。

副業では効率よく経験を重ねる必要があります。
なんとなくトレードをするのではなく、トレンドラインを明確に意識したトレードを行うと、早期に経験値が上がります。

トレンドの転換点をトレンドラインで判断できます。
下降トレンドで、上値抵抗線を上に突き抜けて価格が上がった時は、トレンドが転換して上昇トレンドに変化します。
その逆に上昇トレンドで、下値支持線を下に突き抜けて価格が下がった時は、トレンドが転換して下降トレンドに変化します。

このようなトレンドの変換点をしっかり把握するのが、トレンド分析の目的です。
副業FXでもトレンドラインを意識して、トレンドの変化点を見極めましょう。

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