FX、取引時間の特徴、通貨の特徴を知ろう。

      2016/04/18

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1.取引時間の特徴を知ろう。

FXでは取引時間によって、相場に特徴があります。
為替相場は、日本時間の夜に大きく動きます。
これは、世界の為替取引の中心が、イギリスのシティや、アメリカのニューヨークのためです。
ヨーロッパやアメリカの昼間に、多くの取引が行われるのが、日本ではちょうど夜になるのです。

日本時間で見ると、朝8時頃から日本の機関投資家が取引を始めます。
日本時間の早朝はオセアニアの市場しか開いていないため、日本の機関投資家が大きな取引を行うと、価格に動きが現れます。

そして東京市場が開きます。
午前中の9時55分に向けて、東京市場は活発な取引が行われます。
この9時55分に、その日の為替レートの基本価格になる、中値が決定されるからです。
その後、夕方までは東京市場と、上海やシンガポールのアジア市場が中心となりますが、落ち着いた値動きが続くことが多くなります。

2.深夜も眠らないFX市場

夕方からは、ヨーロッパ市場が開きます。
ドイツのフランクフルト、ECB欧州中央銀行の本店所在地です。
そしてイギリスのロンドンには、金融街のシティがあります。

夜になると、いよいよアメリカ市場が動き出します。
世界経済の中心、ニューヨーク市場と、ヨーロッパが同時に動く日本時間の深夜は、一気に価格が動く、トレンドが発生しやすい時間帯で、FX取引が最も活発な時間帯です。

日本時間の未明に、アメリカ市場が終わり、オセアニア市場に移ると、取引量は急激に減少します。
そしてまた、東京市場が動き出していくのです。

FX市場は24時間一日中、世界のどこかで取引が行われています。
副業で時間がない人でも、自分にあった取引時間でトレードできます。
自分がトレードする時間が、どんな特徴の時間帯なのかを理解して、トレードに反映させましょう。

3.取引する通貨の特徴を知ろう。

FX取引を早く上達するコツは、自分が得意な通貨を、早く見つけることです。
得意通貨を見つけると、格段にFXが上達します。

副業では、まず通貨を絞って、その通貨の特徴を見つけることが重要です。
副業でFXを始める時にオススメなのは、何と言っても米ドル/円です。

米ドルは情報が多く、取引量も圧倒的です。
そして日本円は自国通貨、各国通貨の中で知識が当然一番あります。
また、FX会社の実質的な手数料に当たるスプレッドが、小さく設定されているので、利益が出やすいのです。

4.各通貨の特徴

米ドルの特徴は、主要経済指標で大きく値が動くことです。
代表格の雇用統計はもちろん、その他のアメリカの主要経済指標で、一気にトレンドが発生する特徴があります。
その他には、金の価格と、逆の動きをする特徴が有名です。
金の価格が上昇傾向なら、米ドルが下落傾向になるのです。
世界の基軸通貨の米ドルがダメなら、安全な実物資産の金が買われるのです。

ユーロも情報収集が比較的簡単です。
ユーロの特徴は、米ドルの逆の値動きになりやすいことです。
米ドルが上がると、ユーロが下がるのです。
ユーロは世界第2位の通貨です。
米ドルが下がると、資金がユーロに移動して、ユーロの価格が上がるのです。
その他のユーロの特徴は、ドイツの経済状況に連動することです。
ユーロ圏でドイツの経済力は圧倒的です。
他の国の状況が悪くても、ドイツの景気が良ければ、ユーロの価格は上昇する特徴があります。
ユーロを取引する場合は、とにかくドイツに注目しましょう。

高金利が特徴なのは、オーストラリアの豪ドル、ニュージーランドドルです。
オーストラリアは資源が豊富な国なので、資源の価格が上昇すると、豪ドルの価格も上昇します。
政策金利と、資源による貿易収支が、通貨価格に大きな影響を与えます。
それと、スワップポイント狙いに向いている特徴があります。

南アフリカの通貨ランドも、FXでは人気通貨です。
南アフリカは、金やダイヤモンドの産出国です。
とは言え、政治的にも不安定な新興国なので、価格変動が大きいのが特徴です。
相場の急落の可能性が、高い特徴があります。

副業FXでは、まず自分の得意通貨を見つけること。
これが副業で効率的に利益を手にする近道です。

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