ななえのFX教室、FXと株式投資の違いは？

2016/04/17 2016/05/03

FXと株式投資の違いは？

通貨（国全体）に投資するのがFX、企業に投資するのが株式投資です。
FXは取引条件がわかりやすく、初心者でも始めやすい特徴があるため副業でも人気があります。

FXも株式投資も、利益や損失が発生する仕組みは同じです。
売買時の価格差による利益のキャピタルゲイン。
保有している期間に応じて配当や利息による利益や損失のインカムゲイン。
これらの利益・損失が発生する仕組みはFXも株式投資も同じです。

株式投資では東京証券取引所の場合、平日の９時から１５時までで、途中に１時間の休憩が入り、祝日は完全にお休みです。
FXでは世界中のどこかで市場が開いているため、土日を除く24時間取引が可能です。
さらに日本が祝日でも海外の市場が開いているため取引が可能です。

平日の昼間に仕事で忙しい会社員などの副業には、24時間取引が可能なFXが向いています。
FXがここまで人気になったのは、この24時間取引可能という特徴があるため、誰でも簡単に副業として取引を開始できるメリットがあるからなのです。

株式投資では、東京証券取引所の一部上場企業だけで2000社近くあります。
FXでは、主に取引される通貨は米ドル、ユーロ、ポンドなど２０種類程度です。
個別の企業を把握するのは時間がかかります。
国全体を代表する通貨に投資するFXが副業で時間がない方に向いています。

FXは数万円の少額の資金でどんな通貨でも簡単に始められます。
株式投資でも少額で始めることができますが、100万円以上のまとまった資金がないと投資できない企業もあります。

例えばユニクロや任天堂など日本を代表する企業に投資しようと思っても、最低投資価格が100万円程度なので、簡単には始められません。
任天堂の新型ゲーム機発売や、ユニクロの服が海外で伸びていても、最低資金が高すぎるため投資できないのです。

株式投資と比較して、数万円でどんな通貨にも投資できるFXは、副業に向いた投資になります。
逆に言えば、副業でも100万円以上を用意できる方は株式投資が向いていると言えます。

株式投資では投資した企業が倒産すると、投資したすべての株式が無価値＝ゼロ円になります。
FXでは通貨に投資するため、通貨が無価値になることは、ほぼ考えられません。
過去の歴史上ハイパーインフレなどで通貨がほとんど無価値になったことはありますが、現在ではまず考えられません。