FXチャート、ローソク足を極める。ローソクの種類、短期、中長期のチャート

      2016/04/18

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1.FX、チャートの基本、ローソク足

ローソク足には、FX取引で売買をするための情報が詰まっています。
副業FXでも必ずローソク足を使います。
チャート分析の基本、ローソク足を理解しましょう。

ローソク足は、白抜きの陽線と、黒塗りの陰線があります。
始値より終値が高い場合は陽線、始値より終値が低い場合は陰線になります。
為替レートが上がると陽線、下がると陰線です。

2.ローソク足の値動き。

ローソク足は、値動きを色で見分けます。
そのローソク足の色は、白黒の印刷分の場合は、陽線が白抜き、陰線が黒塗りです。
カラー表示の場合は、FX会社によって違います。
陽線が赤、陰線が青など表示方法があります。

ローソク足は実体とヒゲでできています。
ローソク本体の四角形が実体、上下に飛び出たローソクの糸部分がヒゲです。
上下にあるヒゲをそれぞれ、上ヒゲ、下ヒゲと言います。

実体が始値と終値を示して、上ヒゲが最高値、下ヒゲが最安値を示しています。
値上がりた陽線では、実体の下が始値で上が終値です。
値下がりした陰線では、実体の上が始値でしたが終値です。

このローソク足は、もともと日本で考え出され、世界に広まりました。
シンプルな形に必要な情報が詰まっているため、"Candle Stick"と呼ばれて世界中の投資家が使っています。
ローソク足は4つの重要な情報、四本値が示されています。
四本値とは一定期間内での始値、高値、安値、終値のことです。

3.ローソク足を見極める。

ローソク足には種類があります。
陽線、陰線、ヒゲに違いがあり、ローソク足の種類で値動きが把握できます。
為替レートの値動きのヒントがローソク足には詰まっていて、相場の上昇と下降のトレンドがわかります。
副業でFXを始める人は、テクニカル分析の基本となる、ローソク足の種類をまず覚えましょう。

ローソク足の種類は、値上がりの陽線、値下がりの陰線、この2種類に大きく分けることができます。
それを実体の大きさや、ヒゲの長さをさらに細かく見ることによって、値動きが把握できます。
上昇相場のパターン、下降相場のパターンは、ある程度決まっています。
ローソク足の種類を覚えれば、相場のパターンがつかめます。

副業では限られた時間で、確率の高い手法で利益を積み重ねる必要があります。
勝率の高いパターンを頭に叩き込んでトレードしましょう。

(1)大陽線

白抜きの実体が長く、値が大きく上昇したローソク足です。
まだまだ上昇余地があり、今後も上昇が予測できます。
買いエントリーでトレンドに乗りましょう。

(2)大陰線

黒塗りの実体が長く、値が大きく下落したローソク足です。
これからも下落傾向で、まだ売りの需要が大きい状態です。
売りエントリーでトレンドに乗りましょう。

(3)トンボ

下ヒゲが長く、実体がないローソク足です。
このトンボが下降相場で出ると、そこから上昇相場に変化する可能性大です。
買いエントリーのサインです。

(4)トウバ

上ヒゲが長く、実体がないローソク足です。
このトウバが上昇相場が出ると、そこから下降相場に変化する可能性大です。
売りエントリーのサインです。

(5)十字線

買いと売りのバランスが均衡している状態のローソク足です。
トレンドの変換点となる可能性があります。
これまでのトレンドと逆の値動きを意識しましょう。

(6)小陽線

小幅な値上がりのローソク足です。
上昇傾向の継続が予測できますが、上昇力が弱い状態です。
新規のエントリーは控えたほうがいいでしょう。

(7)小陰線

小幅な値下がりのローソク足です。
下降傾向の継続が予測できますが、下降力が弱い状態です。
新規のエントリーは控え様子をみましょう。

(8)坊主

ヒゲがない状態のローソク足です。
陽線の坊主は上昇中、陰線の坊主は下降中です。
これからもトレンドが継続しやすい状態です。
陽線の坊主では買いエントリー、陰線の坊主では売りエントリーをしましょう。

(9)上影陽線と上影陰線

上ヒゲが長く、下ヒゲがない状態の陽線と陰線。
一旦、値が上がった後、下落した状態のローソク足です。
買い需要が弱く、その後の下降傾向が予測されるローソク足です。
売りエントリーしましょう。

(10)下影陽線と下影陰線

下ヒゲが長く、上ヒゲがない状態の陽線と陰線。
一旦、値が下がった後、上昇した状態のローソク足です。
売り手が少なく買いがすぐに上回り、その後の上昇傾向が予測されるローソク足です。
買いエントリーしましょう。

4.短期と長期のトレードでチャートを使い分ける。

短期トレードと長期トレードでは、使うチャートが違います。
副業でFXを始めたら、自分にトレードスタイルにあったチャートを、早く見つけましょう。

FXのチャートで、ローソク足1本が1日の値動きを示すものを日足チャート、ローソク足1本が1時間の値動きを示すものを1時間足チャートと言います。
そのほかにローソク足1本の期間によって、1分足チャート、5分足チャートなどの短時間チャート、1週間や1ヶ月の週足チャート、月足チャートの長時間のチャートがあります。

5.短期トレードのチャート

副業FXで短時間のスキャルピングを行う場合は、基本的に1分足チャートを使うことになります。
スキャルピングでは5分足や1時間足などを併用するスタイルがあります。
デイトレードでは、1分足や5分足から1時間足までのチャートを使います。
スイングトレードでは1時間足から日足チャートくらいまでのチャートを使用します。
短時間トレードでは、素早い値動きに対応するため、チャートも短時間を使う必要があります。

6.中長期トレードのチャート

中長期の取引では、日足チャートや週足チャートを使用します。
長期のトレードでは、1分足のような超短時間のチャートで細かい値動きを見ても意味がありません。

このように自分のトレードスタイルの時間軸にあったチャートを使いことが、テクニカル分析の基本になります。
副業でFXを始めたばかりの頃は、どのチャートを見ていいかわからないと思います。
短期トレードのスキャルピングなら1分足、デイトレードなら5分足。
中長期のトレードなら日足チャートから始めるのがいいでしょう。
自分の基本となる時間軸を決めてから、他のチャートの併用をしていきましょう。

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