FX、テクニカル分析の2つの手法、トレンドとオシレーター
2016/04/18
1.ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析
FXで為替レートの動きを予測する分析方法は大きく分けると、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つがあります。
ファンダメンタルズ分析は、各国の金利などの政治経済状態から通貨の値動きを予測する分析方法です。
副業で中長期の取引をする人に重要な分析です。為替レートには、その通貨を発行している国の政治、経済、財政、紛争、気象災害などが影響を与えます。
その国が戦争に巻き込まれると、為替レートは大きく動きます。
経済状態でも、金利、失業率、インフレ率、貿易収支などの経済指標が多くあります。
これらを総合的に判断して、通貨の値動きを予測するのがファンダメンタルズ分析です。
2.テクニカル分析の2つの手法
テクニカル分析は、過去の為替レートの値動きから将来の値動きを予測する分析方法です。
為替は一度ある方向に動き出すと一定期間継続するトレンドがあります。
また、市場の需給のバランスで、売られ過ぎや買われ過ぎだと、反動が起こります。
このような過去の値動きの特徴を分析して、これからの値動きを予測するのがテクニカル分析です。
このテクニカル分析は、大きく分けると2つの手法に分類できます。
トレンド分析とオシレーター分析です。
トレンド分析は、為替レートの値動きの傾向を読み取る分析方法です。
過去一定期間内の値動きの傾向から、今後の傾向を予測します。
経済指標発表後などに為替レートが上昇した場合、その上昇傾向がいつまで継続するのかなどをトレンド分析では予測します。
オシレーター分析は、市場の過剰反応を読み取り、その反動を予測する分析手法です。
為替レートが適正な価格より買われ過ぎ・売られ過ぎの状態になったら、その反動で適正価格まで逆戻りする動きを利用して利益を出すのがオシレーター分析です。
3.トレンド分析
トレンドに乗るのがトレンド分析の基本です。
上昇傾向だから買う、下降傾向だから売る、これがトレンド分析のトレード方針です。
過去の為替レートの値動きから、上昇、下降の傾向をいち早く掴みます。
トレンド分析は移動平均線を使うのが基本テクニックになります。
主な手法に、ボリンジャーバンドやMACDなどがあります。
4.オシレーター分析
買い手と売り手の需給バランスを予測するのがオシレーター分析の基本です。
買われ過ぎだから売る、売られ過ぎだから買う、これがオシレーター分析の基本です。
逆張りとも言われます。
為替レートの値動きは一方的になり、バランスが崩れることもあります。
その時に為替レートが適正価格に戻る値動きを利用するのがオシレーター分析です。
主な手法に、RSI、ストキャスティクスなどがあります。
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