FX、移動平均線でトレンドを読む。

      2016/04/18

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1.移動平均線でトレンドを読む。

移動平均線とは、過去一定期間の終値の平均値を結んだ線です。
チャートのトレンドを捉える重要な線です。
副業FXでも、チャートを見るときには、必ず移動平均線を表示してトレンドを読み取りましょう。

移動平均線が上向きなら上昇トレンド、移動平均線が下向きなら下降トレンドです。
移動平均線は、期間によって数字が変わります。
短期間の移動平均線は直近の相場の流れを表し、長期間の移動平均線は長い期間のトレンドを表します。

2.移動平均線の見極め方

移動平均線は、角度が急に上昇していれば、強い上昇トレンドです。
移動平均線が急角度で下降していれば、強い下降トレンドです。

さらに、期間の違う移動平均線が全て上昇していれば、それだけ確実で強い上昇トレンドになります。
期間が違う移動平均線を複数表示してトレンドの読み取ると、トレンドの確実性が高くなります。

日足チャートでの5日移動平均線は、過去5日分の終値の平均値を結んだ線です。
25日移動平均線は、過去25日分の終値の平均値を結んでいます。
5日のほうが直近のチャートの動きを反映しており、25日は過去からの大きな流れを捉えることができます。

移動平均線では、チャート5個分や、25個分の期間がよく使われます。
これは、日足チャートで見るときに、5個分では過去5日、25個分では過去25日分に相当します。

FXの相場は土日を除く平日5日間に開いています。
FXのチャートで5日は一週間に相当するのです。
また、25日は1ヶ月に相当します。
5日移動平均線は過去1週間、25日移動平均線は過去1ヶ月の相場の平均値を示しています。

3.移動平均線とローソク足

移動平均線はトレンド分析の最もシンプルな指標です。
移動平均線は過去から現在までのチャートの動きを示しています。
ローソク足と移動平均線を組み合わせて、トレンドを把握しましょう。

移動平均線が現在のローソク足の上にある場合は、現在の為替レートより、過去の平均価格が高かったことになります。
過去の傾向と比較して、現在は価格が下がっている状態とわかります。

4.シンプルだけど、奥が深い。

移動平均線が現在のローソク足の下にある場合は、過去の傾向と比較して、現在は価格が上がってる状態とわかります。

移動平均線は、過去の価格の平均を結んで、過去にどんな値動きをしたかを示している線です。
これから価格がどう変化するかは正確にはわかりません。
現時点で上昇トレンドでも、今後どうなるかは正確にはわからないのです。
このような指標を遅行指標と言います。

ただ、移動平均線の傾き、複数の移動平均線の組み合わせ、移動平均線とローソク足の関係、このような色々な条件を分析することで、これからの為替レートの値動きを予測する手がかりがわかるのです。

移動平均線は、とてもシンプルな指標ですが、その活用法は奥が深いのです。
副業FXでも、この移動平均線を使ったトレンド分析を身につけましょう。
副業で短時間で結果を出すために、移動平均線を活用しましょう。

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