FX、ハイブリッド分析、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の融合

      2016/04/18

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1.FXのハイブリッド分析とは

トレードスタイルは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の、2つに大きく分けられます。
この2つの分析を、バランス良く取り入れ、トレードに活用すれば勝率が高まります。
それがハイブリッド分析です。

ハイブリッド分析では、大小二つの視点で相場を捉えます。
テクニカル分析は、短期的な価格変動に強い特徴があります。
その反面、目先の値動きに左右されやすく、市場全体の大きな動きを、忘れがちになります。

そこで中長期のトレードに強い、ファンダメンタルズ分析を取り入れ、金利変動や経済指標などの大きな視点で、トレードの戦略を考えます。
ファンダメンタルズ分析でエントリーする前に、為替チャートのテクニカル分析のシグナルを確認する。
中長期のトレードでエントリーするときにも、テクニカル分析を使うことによって、エントリーのタイミングを判断して、勝率アップを目指すのが、ハイブリッド分析です。

2.ハイブリッド分析は、2つの視点

ハイブリッド分析では、短期トレードでエントリーする前にも、経済指標の結果を考慮します。
その日に発表された経済指標の結果が良かった場合は、テクニカル分析の売りシグナルではエントリーせずに、買いシグナルだけでエントリーします。
そうすると、テクニカル分析のオシレーター分析で逆張りエントリーしても、大きなトレンドに乗って、大きな利益が得られる可能性があります。

一つの判断基準だけでなく、2つの違った視点を取り入れて、トレードに活かす、それがハイブリッド分析です。
副業でFXをする場合は、1つの売買シグナルだけで、焦ってエントリーする必要はありません。
高い確率で利益を得るチャンスを待てるのが、副業の強みなのです

3.FXは心理戦、どんな分析でも心理戦が大切

テクニカル分析のチャートは心理戦、短期トレードは、投資家同士の心理戦です。
テクニカル分析を使った投資家同士が、相手を出し抜き、利益を求めるのが、FX取引なのです。

メジャーなテクニカル指標のシグナルが、買いシグナルになると、買いエントリーが増える事が予想されます。
それに備えて、買いシグナルの手前で、事前に買って、シグナル後の買い需要が増えたタイミングで、いち早く売って利益を確保する投資家もいます。
同じテクニカル指標を見ていても、エントリーのタイミングが違っただけで、利益になる事も、損失になる事もあります。

ファンダメンタルズ分析でも、心理戦が大切です。
経済指標がよく、通貨の価格が上昇すると、買いエントリーしても、早めに利益を確保して、ポジションを終了する投資家もいます。
今が良いから、これ以上の上昇余地はないと考える投資家もいます。
景気が良いという経済指標で、今後の金利が下がりそうだと、考える投資家もいます。
同じ経済指標でも、人より先に利益を確保して逃げようとする投資家もいるのです。

FXトレードは、エントリーと決済のタイミングが重要です。
これは、短期トレードでも、長期トレードでも同じ。
テクニカル分析でも、ファンダメンタルズ分析でも同じです。

素直にエントリーする人もいれば、疑り深くエントリーが遅れる人もいます。
もうちょっと儲けられるんじゃないかと、深追いする人もいれば、用心深い人もいるのです。

副業でFXを始めたばかりの頃は、トレードのことが気になって、ハラハラすると思います。
早くトレードに慣れて、感情でトレードの決断をしないようになりましょう。
副業FXでは、割り切って熱くならずに、トレードするのがちょうどいいと思います。

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